専門スポーツウェアが国際市場に進出する

9月4日、第1回世界武闘運動会は北京で円満に終了した。今大会では、選手たちが着ている様々な「カンフーウェア」が目立った。

今大会は13種目の試合があり、各種目には自分の専門のスポーツウェアがある。福建偉志興体育用品有限会社と山東泰山体育産業グループは今回の武搏会服装と運動器械方面のスポンサーで、それぞれ7つと6つのプロジェクトを協賛した。「武搏会を後援することは企業のマーケティング普及の重要な一環であり、武搏会組織委員会の製品に対する認可でもある」。偉志興会社のマーケティング副総監の洪波紋は本紙記者に伝えた。

専門スポーツ製品はずっと専門消費市場を主とし、大衆消費者によく知られていない。記者によると、国内で専門スポーツ市場の分野で最も影響力のある会社は2つある--福建偉志興スポーツ用品有限会社と山東泰山スポーツ産業グループである。この二つの会社の違いは、偉志興会社は専門スポーツ用品の生産に専念しているが、山東泰山グループは総合的なスポーツ産業グループである。

これらの専門スポーツブランドは国内では広く知られていないが、国際的に大きな影響力を持っている。偉志興会社の製品は国際市場に進出して10年以上になり、かなりの知名度を持っている。偉志興会社マーケティング洪副総監によると、同社はスペイン、フランス、トルコなどに事務所を設置し、代理店を通じて国際的に業務を展開している。専門スポーツ市場の見通しはよく見られている。偉志興は3年後に全国にターミナルイメージ店を設立し、2011年にはヨーロッパ20カ国以上にターミナルイメージ店を設立する計画だ。